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蔵元ガイド

蔵の沿革・歴史

奥田酒造店外観

この地を酒造りに最適な所と定め、延宝年間に創業。以来、代々重右衛門を名乗る当主は十八代目を数えるまでとなりました。地元に根付いた長い歴史と定評のある旨さで、親から子へ子から孫へと大仙市内、協和の地酒として親しまれ愛飲されています。

銘柄の由来

若葉と清流

初代蔵元が、初夏の緑美しい山々を見て、「若葉映える 四方の山々千代緑」と一句詠い、それが酒銘となったといわれれいます。

蔵自慢

酒蔵

戌辰戦争での家屋の焼失などがあり、現在の蔵は大正時代に建築したもので、長方形の大きな石の基礎の上に木造白壁の建物をのせた昔ながらの蔵の佇まいを見せています。また、その側にある井戸は創業以来現役で、今でも奥羽山糸の清冽な伏流水で造り全ての水を賄っています。

当蔵は、毎年杜氏を含めた6人の職人集団が秋田県山内村より蔵人として冬季に入り、常用の4人とチームを組んで酒造りにかかります。小さな蔵なりにチームワークのとれた働きぶりで、愛情のこもった手造りの酒を醸し出しています。特に酒造りで一番大事とされている麹は、当蔵に勤続30年以上の麹屋が“千代緑”の味を大切に守っています。

杜氏のご紹介

現在、当蔵では年間1400石ほどの清酒を製造しております。石数は少ないのですが、その分、全ての酒にきめ細かな配慮ができ、ご愛飲いただく方々 に十分納得していただけるお酒が出来ると信じております。特に、特定名酒の主力となっている純米吟醸原酒は、年々多くの支持をいただいておりますが、ますますその旨みに磨きをかけ、広く皆様にお引き立ていただくよう努力してゆく所存でおります。

杜氏:高橋 隆男
秋田県平鹿郡山内村出身。昭和12年9月1日生。田村酒造店を経て昭和49年より奥田酒造店へ現在に至る。
全国新酒鑑評会金賞、東北清酒鑑評会仙台国税局長賞、秋田県知事賞受賞杜氏歴24年。
杜氏:高橋 隆男

会社概要

会社名 有限会社 奥田酒造店
代表者
奥田 重裕
昭和6年8月10日生。早稲田大学第一理工学部中退後、昭和27年、先代のもと家業に入る。秋田県酒造組合理事、秋田銘醸株式会社取締役、秋田椿台ゴルフクラブ取締役、仙北西森林組合理事
所在地 〒019-2411
秋田県大仙市協和境字境113番地
電話:018-892-3001
FAX:018-892-2799
URL:http://www.chiyomidori.com
創業 延宝年間(1673年頃)
事業内容 清酒醸造、全酒類の卸・小売り販売
資本金 300万円
従業員数 6名(2009年2月1日現在)

アクセス

電車をご利用の場合
JR奥羽本線 羽後境駅から徒歩8分
車をご利用の場合
秋田自動車道経由 協和ICより6分

酒蔵見学のご案内

昔ながらの造り方をそのまま残し、手造りで行う作業を工程ごとにご案内いたします。当社がこだわっているお酒を美味しく造るための工程や、仕込みの順序、お酒の甘口・辛口といった品種の仕込み方などをご説明いたします。

見学可能な時間
10:00〜15:00
休業日
土日祝日
収容人数
10名(1回あたり)
お申込み方法
お電話でお申込みください
電話
018-892-3001(10:00〜17:00)

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